買い替え・住み替えで決してやってはいけないこと

2021.07.05

先日、マンションを購入したいというお客様からご相談を承りました。
弊社が売主様から直接お預かりしている売却中の物件についてはご予算が合わなかったのですが、何やらとてもお急ぎの様子。
失礼ながらご事情をお伺いすると、現在お住まいの住宅の売却が他社さんの仲介ですでに決まっていて、引渡しの期日が迫っているのにまだ住み替え先が決まっていないとのこと。
一時的な賃貸物件の用意さえしておらず、このままでは引越し先がないと、とても困っていました。
なぜそのような事態になったのか更にお尋ねすると、買い替えをする理由が「今の住宅が嫌だからとにかく早く売りたかった」というお話でした。

なるほど、ありがちなお話です。
ところで、マンション・住宅という高額な資産の売買においては、多くの方が最初の頃は慎重かつ計画的に取り組むつもりでいらっしゃいますが、
いざ取引のリアルな当事者にると、必ずしもそんな悠長なことを言っていられないケースも多々あるという実情が見えてきます。
本件のお客様は、今のご自宅が交通量の多い幹線道路に面していて、騒音のため体調が悪化してしまい、早く出たかったというご事情でしたが、
そうは言っても転居先のアテを先に付けてから売却しないと、ご希望に沿って効率よく買い替え・住み替えを進めることは困難です。
もっとも、例えば離婚の絡みで、今まで住んでいた家をさっさと処分してすっきりしたいというお客様もいらっしゃり、どこに引っ越すかは後で考えるという方は決して珍しくありません。
残念なケースですが、住宅ローンや管理費の滞納が嵩んでしまい、法律的に追い詰められるまで放置した結果、選択の余地なく退去を迫られてしまう方もいらっしゃいます。

マイホームの理想をかなえるような買い替えや住み替えを進めたいなら、成功のポイントは「手順を間違えないこと」と「タイミングを合わせること」です。
引越し先を探す時のご事情はお客様によって様々ですが、今住んでいる住居よりも環境や利便性が著しく下がってしまう物件を、あえて選ぶ方はいないと思います。
特に、売却代金を原資として次の住居への買い替えを検討する場合は、予算内でどのような場所でどのような物件を現実的に購入できそうなのか、事前によくリサーチしてイメージを持っておくことが大切です。
一生に数回の折角の買い替えが「こんなはずではなかった」と後悔ばかりにならないよう、信頼できる不動産会社に早めに相談して、しっかり準備されますようご留意ください。

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